十二イマーム派 ※サファヴィー朝を建国した穏健シーア派。

  cf. 「十二」の数字は、歴史的な12人のイマームのみを認め、最後(12人目)

   のイマームの再臨を待望することに由来。穏健でシーア派内の最大勢力。

   同じシーア派でもイスマーイール派は、その時その時のイマームをもつ。


 イマーム
imam (アラビア語)

 …「人々の前に出る人」。

  cf. 元来は公式礼拝などでの指揮者のこと。ムハンマド在世中は彼がイマーム。

  死後はスンナ派ではカリフがこれに当たる。

   特にシーア派ではアリー以後の最高指導者をいう。